おはようございます!
社員満足度向上コンサルタントの清永仁です^^

今回は「労災保険があれば本当に安心か?」
について、お話させていただきます。

■労災保険は万能ではない

「労災保険に入っているから大丈夫」と考えている方は多いと思います。

しかし、
実際に事故が起こった場合、労災保険は全てを補償してくれるわけではありません。

補償を受けられるものはあらかじめ決まっているし、
怪我や病気などの治療費以外は一定金額までしか補償してくれません。

■自動車の自賠責みたいなもの

労災保険は、自動車の保険に例えると分かりやすいです。

いわゆる自動車でいうところの自賠責みたいなものが、
労災保険だと思っていただければ大丈夫です。

自賠責は、車で事故った際の”最低限の”補償をしてくれる保険になります。

労災保険も同じで、事故が起こった際の”最低限の”補償をしてくれるものなのです。

なので、「労災保険に入っているから安心」とはならないのです。

できれば、
労災保険とは別に民間の任意保険に入っていただくことをオススメします。

ここも自動車保険と同じですね。

特に、建設業や製造業など他の業種に比べ事故率が高いところは、
任意保険は必須だと思ってください。

莫大な金額を払う可能性がありますので。

■労災保険で補償されないもの

労災保険で補償が対象外なものとして、次のものがあります。

【事故で会社に出れない場合に払う休業補償の一定額以上】

事故で会社に出社できない場合、生活保障として社員に給料の約8割が補償されます。

ただし、残りの2割は会社側が負担することになります。
(強制ではありませんが、トラブルの元になりますので極力補償をした方がいいです。)

【障害を負った場合や死亡した場合の一定額以上】

ある一定の金額までは補償してくれますが、通常それだけでは足りません。
会社が足りない部分を補填する必要があります。

【慰謝料】

慰謝料とは、怪我や病気・死亡などにより発生した精神的・肉体的苦痛を金銭で評価したものです。
慰謝料は、労災保険から補償を受けられないので注意してください。

参考として、
セクハラ・パワハラによる精神的苦痛は労災保険で補償されます。

以上のように、全てを補償してくれるわけではなく”最低限の”補償であり、
全く補償してくれないものもあります。

ですので、労災保険があるから安心とは思わず、そんなに高い金額ではないので、
できれば民間の保険に上乗せで入っておくことをオススメします。

ただ、1番重要なのは、
日頃から社員の安全と健康に目を配り、労災事故そのものが起こらないようにすること
だと認識し、しっかりと対策をしておくことです。

follow us in feedly