おはようございます!
社員満足度向上コンサルタントをしております、
社会保険労務士の清永仁です。

労務トラブルが起こる原因として、大きく3つに分類できます。

今回は「労務トラブルを起こす3つの要因」
について、お話させていただきます。

■3つの要因

労務トラブルには様々なものがありますが、
原因をたどると、大きく次の3つに分類できます。

1・社員とのコミュニケーションに問題がある
2・残業に対する考え方に問題がある
3・社員への健康、安全への配慮に問題がある

それぞれについてご説明します。

■社員とのコミュニケーションに問題がある

1つ目の要因は、社員とのコミュニケーションの問題です。

特に、
社員数が少なく、社長がみんなを知っているような会社では非常に重要です!

問題社員になったり、解雇のトラブルなどは、
社員とのコミュニケーションに問題がある場合がほとんどだといえます。

「最近、社員とちゃんと話をしていないな」
「社員の方から報連相(報告・連絡・相談)がないな」

と少しでも感じるようであれば、コミュニケーション不足を疑った方がいいでしょう。

■残業に対する考え方に問題がある

2つ目の要因は、残業に対する考え方に問題がある場合です。

社長と社員では、残業に対する考え方がまるで違うケースが多いです。
その考え方の違いからトラブルに発展してしまいます。

残業に対する考え方で社長に多いのが、
「残業をコストの問題」としか捉えてないことです。

この場合「残業時間をいかに減らすのか?」ではなく、
「残業代をいかに払わないか」に焦点が移ってしまいます。

その結果、なんだかんだ理由をつけて、
残業”時間”は変わらず残業”代”は減る、ことになる傾向があります。

社員からすれば、
「会社は僕たちのプライベートはどうでもいいんだ」
「利益さえ出ればいいんだ」
と思われてしまい、不満が溜まります。

「うちの会社は大丈夫、そんなこと社員は思っていない」と思わず、
残業に対して一度考えてみてください。

日本人は不満を溜め込み、言葉に出さない方が多いので、
ある日突然トラブルになることもありますので。

■社員への健康、安全への配慮に問題がある

3つ目の要因は、社員への健康や安全への配慮についてです。

主に「メンタルヘルス(心の病)」「労災事故」について、トラブルになりやすい傾向があります。

なぜならば、
心の病も労災事故も、ひどいときには休職をする必要があり、その間の賃金についてトラブルになりやすいからです。
(労災事故の場合、労災保険を使うかどうかでトラブルになるケースも多いです。)

社員の「心の病」や「労災事故」は、そう頻度が高いわけではないので、
つい関心が薄れがちになります。

しかし、実際に起こってしまうと「心の病」も「労災事故」も、
すぐに回復できないので、対処が非常に難しいです。

すべて解決するのに長時間を要することになることを、覚悟しておく必要があります。

ですので、
社員への健康や安全の配慮は、きっちりと行っておくことが望ましいです。

以上、労務トラブルを起こす3つの要因についてご説明させていただきました。

労務トラブルは、起こってしまうとかなりの労力と時間、コストをかけることになりますので、
ぜひ日頃から注意しておくことをオススメします。

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