前回の記事の続き
それでは、
コミュニケーションを活性化する具体的な方法について、お話させていただきます。
■「挨拶」「感謝」「謝罪」の言葉をしっかり伝える
基本ですが1番重要なことです。
「おはよう」「ありがとう」などはコミュニケーションの潤滑油なので、
活性化のためにはなくてはならないものです。
そして、
謝罪の言葉もしっかり伝えるようにしましょう。
報告ミス・連絡ミスなどで、謝らなくてはならないこともあると思います。
その際、謝罪の言葉がないと相手との間に大きな溝ができてしまいます。
これらの言葉を伝えることを、あまり重要視してない方が多いですが、
コミュニケーションに多大な影響を及ぼすので注意してください。
また、部下に謝罪の言葉を言わない方がいますが、
大きく信頼を失うことになるので、しっかりと伝えるようにしましょう。
■本音を”聴く”機会をつくる
なにか不満があったとしても、
部下の方から上司に本音を言える方はあまり多くいません。
たとえ、小さな不満でもチリも積もれば山となります。
不満がある状態では、いいコミュニケーションなど望めないし、
最悪の場合、辞めてしまう可能性もあります。
だから、
こちら側から積極的に本音を聴くようにしましょう。
話を聞いてくれる場があるだけでも、不満を抑える効果がありますので。
そして、聞くのではなく”聴く”です。
ただ聞くだけでは効果はありません。
しっかり聴いて相手の言っていることを理解し、
共感してあげることが重要です。
なにか行動を起こしてあげるとなお良いです。
■一人ひとりの情報を共有する
趣味・好きなもの・休みの日にしてることなど、
社員全員のプロフィールをできるだけ多く公開します。
なぜなら、
人が仲良くなる上で”親近感”が大きなカギとなるからです。
そして、
親近感を感じるポイントは、自分との共通点を見つけることです。
だから、
できるだけ詳しくプロフィールを公開してみてください。
可能であれば、社内だけでなく社外へも公開してみてください。
お客さんと仲良くなるいいキッカケになりますので。
コミュニケーションを活性化することは、
モチベーションUPに効果があるだけでなく他にも
・コミュニケーションの基本である”報連相”が活発化
・連携力UPによる生産性の向上
・情報の共有度が上がることによるお客様満足度の向上
・社員同士が教えあうことによる社員の能力UP
など、たくさんのメリットがありますので、
ぜひ実践してみてください。