前回の記事の続き
「時間をかけて」と言いましたが、注意して欲しいことが2つあります。
■1つ目は、
すぐにモチベーションを上げることは難しい
(方法はあるが、それは注意の2つ目にて)
と言うこと。
モチベーション向上のやり方と聞くと、すぐに結果を求める方が多いです。
(僕もそうだったけど…笑)
確かに、早く結果が出るに越したことはないです。
しかし、
信頼関係をつくることが目的なので、すぐに結果を出すことは難しい。
申し訳ないですが、長い目で見てください。
■2つ目は、
すぐにモチベーションが上がるやり方もありますが、モチベーションが元に戻るのも早い
(よくやりがちなのは、給与を増やすこと)
と言うこと。
つまり、長続きしない。
さらに、一度給与を上げてしまうと、下げるのはほぼ無理と思っていいですので、
地域平均・業界平均よりも給与水準が低い場合を除き、給与UPはオススメしません。
どうしても行いたい場合は、調整がきく、
賞与の方でお願いします。
少し話はそれますが、
給与がモチベーションに大きな影響を与えると思ってる方は非常に多い。
もちろん大きな影響を与えるのですけど、
モチベーションを上げる優先順位で言えば、それほど高くないです。
重要度は「中の中」or「中の下」くらいが妥当なラインですね。
ただし、
地域平均・業界平均よりも給与水準が低い場合は注意が必要。
なぜならば給与は、
モチベーションを上げる効果はあまり高くないですが、
モチベーションを下げる効果はとても大きいからです。
だから、
・給与水準が地域平均・業界平均と同じくらい
・給与水準は多少低くても、福利厚生は充実してる
ことは最低限お願いしたいです。
もし現在そうでない場合は、信頼関係をつくることと合わせて、
給与水準UPの方向で改善を進めていくべきです。
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