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FAX DMで反応が取れる業種7選|地方のアナログ企業を狙え!

はじめに:なぜ今、FAX DMが注目されているのか?

こんにちは。
LeadClover社労士事務所の清永です。

「FAXなんて今どき使っているの?」そう思われるかもしれませんが、実は地方の中小企業や個人事業主の間では、FAXが現役で活躍しています。

デジタル化が進む現代でも、地方のBtoB集客においてFAX DMは高い効果を発揮する手法として注目されているのです。
特に、メールやSNSでのアプローチが飽和状態にある今、FAX DMは「他社との差別化」を図る絶好のチャンスとなっています。

この記事では、FAX DMが特に効果的な業種を7つ厳選し、それぞれの特徴と活用方法について詳しく解説します。

FAX DMが効果的な理由

1. 開封率の高さ

メールのように迷惑メール扱いされることがなく、物理的に紙として出力されるため、必ず目に触れる機会があります。
一般的なメールDMの開封率が10-20%程度なのに対し、FAX DMは80%以上の到達率を誇ります。

2. 競合他社との差別化

多くの企業がデジタルマーケティングに注力する中、FAX DMを活用する企業は少なく、受け手にとって新鮮な印象を与えることができます。

3. 地方企業との相性の良さ

地方では昔からの商習慣が残っており、FAXでのやり取りに慣れ親しんだ経営者が多く存在します。

FAX DMが効果的な業種7選

1. 建設業・工務店・リフォーム会社

なぜFAXが効果的なのか?

建設業界では、見積書や発注書、図面のやり取りにFAXを使用する文化が根強く残っています。
特に地方の工務店では、高齢の経営者や職人が多く、デジタルツールよりもFAXの方が慣れ親しんでいるのが現状です。

具体的な活用例

  • 新築住宅の提案書をFAXで送付
  • リフォーム工事の施工事例を写真付きで配信
  • 季節に応じたメンテナンス提案(屋根の点検、外壁塗装など)

成功のポイント

図面や写真を含む場合は、FAXでも見やすいよう白黒でもはっきりと分かるデザインにすることが重要です。

2. 農業・漁業関係者

なぜFAXが効果的なのか?

農家や漁業従事者は、早朝から作業を開始し、PCやスマートフォンを使用する時間が限られています。
また、高齢化が進んでいる業界でもあり、FAXでの情報収集に慣れた事業者が多く存在します。

具体的な活用例

  • 農機具のメンテナンス・修理サービスの案内
  • 新しい肥料や農薬の情報提供
  • 気象情報や市場価格の定期配信
  • 漁具・網の修理サービス案内

成功のポイント

季節性を考慮し、農繁期や漁の時期に合わせたタイミングで配信することが効果的です。

3. 製造業(町工場・機械加工業)

なぜFAXが効果的なのか?

製造業、特に町工場では、取引先との技術的なやり取りや仕様書の確認にFAXを使用することが多く、業界全体でFAX文化が定着しています。

具体的な活用例

  • 新しい加工技術や設備の紹介
  • 材料調達に関する情報提供
  • 品質管理システムの導入提案
  • 安全対策に関する最新情報

成功のポイント

技術的な内容を含む場合は、専門用語を適切に使用し、信頼性を高めることが重要です。

4. 医療機関・介護施設

なぜFAXが効果的なのか?

医療業界では、患者情報の取り扱いに厳格なルールがあり、セキュリティの観点からFAXでのやり取りが今でも多用されています。
また、電子化が他業界に比べて遅れている傾向があります。

具体的な活用例

  • 医療機器のメンテナンス・更新提案
  • 新薬や医療材料の情報提供
  • 介護用品の案内
  • 研修・セミナーの開催案内

成功のポイント

医療業界特有の規制や要件を理解し、適切な情報提供を心がけることが必要です。

5. 昔ながらの商店・商工業者

なぜFAXが効果的なのか?

地方の商店街や昔ながらの商工業者は、高齢の経営者が多く、長年の習慣でFAXを使い続けています。
また、地域コミュニティとの結びつきが強く、信頼関係を重視する傾向があります。

具体的な活用例

  • 卸売業者からの商品案内
  • イベントや催事の開催情報
  • 組合活動に関する連絡事項
  • 新しい仕入先の紹介

成功のポイント

地域性を考慮し、親しみやすい文面で信頼関係を築くことが重要です。

6. 士業(税理士・社労士・行政書士)

なぜFAXが効果的なのか?

士業界では、正確性と確実性を重視する文化があり、FAXでの書類のやり取りがまだまだ多いです。
また、クライアントとの重要な連絡事項についてもFAXを使用することが多くあります。

具体的な活用例

  • 法改正に関する最新情報の提供
  • セミナーや勉強会の開催案内
  • 新サービスの紹介
  • 業界ニュースの配信

成功のポイント

専門性の高い情報を分かりやすく伝え、信頼性を重視した内容にすることが大切です。

7. BtoB卸業者・仕入先対応がFAX中心の企業

なぜFAXが効果的なのか?

卸売業界では、注文書や在庫確認、価格表の配布など、日常的な業務でFAXを多用しています。
特に地方の卸業者では、この傾向が顕著に見られます。

具体的な活用例

  • 新商品の案内と価格表
  • 在庫処分品の特別価格情報
  • 配送スケジュールの変更連絡
  • 業界トレンドの情報提供

成功のポイント

商品情報は具体的で分かりやすく、価格や納期などの重要情報を明確に記載することが重要です。

FAX DMを成功させるためのポイント

1. ターゲットの明確化

上記の業種であっても、すべての企業がFAXを活用しているわけではありません。
事前に調査を行い、FAXを使用している企業を特定することが重要です。

2. 適切なタイミング

各業種の業務サイクルや繁忙期を把握し、最適なタイミングで配信することが効果を最大化するカギとなります。

3. 読みやすいレイアウト

FAXは解像度が低いため、文字の大きさやレイアウトに注意し、読みやすいデザインを心がけましょう。

4. 明確な行動喚起

連絡先や次のステップを明確に示し、受け手が行動を起こしやすいよう工夫することが大切です。

FAX DM代行サービスの活用

自社でFAX DMを実施するのが困難な場合は、FAX DM代行サービスの利用をおすすめします。

代行サービスを選ぶポイント

  • リスト精度:ターゲット業種に特化したリストを保有しているか
  • 配信実績:過去の配信実績と成功事例があるか
  • コストパフォーマンス:配信単価と効果のバランスは適切か
  • サポート体制:原稿作成から効果測定まで包括的にサポートしてくれるか

費用の目安

一般的なFAX DM代行サービスの費用は、1通あたり8円~15円程度が相場です。
最低配信数や原稿作成費用も含めて、総合的なコストを検討しましょう。

効果測定と改善

測定すべき指標

  • 配信成功率:正常に配信できた割合
  • 反応率:問い合わせや資料請求などのアクション率
  • 成約率:実際の契約に至った割合
  • ROI:投資対効果

改善のポイント

初回配信の結果を分析し、原稿の内容やデザイン、配信タイミングなどを継続的に改善していくことが重要です。

注意すべき法的事項

FAX DMを実施する際は、以下の法的事項に注意が必要です。

  • 特定商取引法:事業者名、連絡先の明記が必要
  • 個人情報保護法:適切な情報管理が必要
  • 電気通信事業法:一方的な広告配信に関する規制の確認

まとめ

FAX DMは、デジタル化が進む現代においても、特定の業種や地域において高い効果を発揮するマーケティング手法です。
特に今回紹介した7つの業種では、まだまだFAXが現役で活用されており、適切にアプローチすれば大きな成果を期待できます。

重要なのは、ターゲットとする業種の特性を理解し、それぞれに適したアプローチを取ることです。
また、法的事項を遵守し、受け手にとって価値のある情報を提供することで、長期的な信頼関係を築くことができるでしょう。

地方の中小企業や個人事業主の集客にお悩みの方は、ぜひFAX DMを新たな選択肢として検討してみてください。
適切に実施すれば、デジタルマーケティングでは届かない顧客層にリーチできる、強力な集客ツールとなるはずです。

清永 仁
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