おはようございます!
従業員満足度向上コンサルタントをしております、
社会保険労務士の清永仁です。
今回は、
「今の若者は言うことを聞かない?本当にそうか?_後編」
について、お話させていただきます。
前回の記事はコチラから
「今の若者は言うことを聞かない?本当にそうか?_前編」
■互いの違いを受け止める
では、今の若者に言うことを聞いてもらうにはどうすればいいでしょうか?
前回の記事の裏返しのような答えですが、
”互いの違いを受け止める”ことが必要です。
僕はこのブログで何度も
「”信頼関係”をつくることが人を動かす上でもっとも重要である」
とお伝えしてきました。
その信頼関係をつくるためには、互いの違いを受け止めることが重要なのです。
■対話を重ねる
前回の記事で、
今と昔では”価値観”と”労働環境”が違うことを理解していただけたと思います。
「価値観と労働環境が違うから、昔の指導方法ではうまくいかない」と。
だったら、今の価値観と労働環境に適した指導方法をしなくてはなりません。
そのためには、相手の価値観を理解しなくては話にならない。
そして、相手の価値観を理解するには”対話”を重ねることが必要不可欠です。
”対話”とは、お互いを理解するためだけに会話をすることです。
答えを出すことが目的の”会議”や”討議”とは違い、
”対話”は相互の理解を深めることが目的になります。
その際に大切なのは、自分と違う意見や考えでも否定せずに受け入れること。
ただ、無理に考えや意見を合わせる必要はありません。
必要なのは互いの違いを受け止め、相手の考えや意見を理解することです。
相手がどう考えているかを受け入れることは、お互いの距離を縮めます。
まずはこのステップが大切なのです。
なので、今日からでも社員一人ひとりの方と”対話”を重ね、
お互いを理解することに努めることをオススメします。
ここから”信頼関係づくり”は始まりますので。
■まとめ
前回と本日の記事のまとめです。
・人を動かすのは内容よりも”誰が”言ったかが重要
・信頼を積み重ねてきた誠実な人だけがリーダーになれる
・まずは昔と今の”価値観”と”労働環境”の違いを理解する
・その上で、互いの違いの受け止める
・互いの違いを受け止めるには”対話”を重ねることが重要
・信頼づくりは対話から始まる
以上、ここまで読んでくれてありがとうございました!