【タイムカードに証拠が無くても未払い残業代を請求される】
タイムカードに証拠が残っていなければ、
未払い残業代を請求されないと思っている方がいます。
タイムカード以外にも
「メールの送信履歴」や「退社時間のメモ」などでも証拠になります。
様々なものが証拠になりますので、未払い残業を請求される場合、
社員は入念に準備をしているケースが多いので、会社側が負ける可能性がほとんどです。
なので、事前にしっかりと対策をしておく必要があります。
(具体的な対策策は次の記事で)
【サービス残業は社員のモチベーションを”恐ろしく下げる”】
僕的には、未払い残業代の請求よりもこちらの影響の方が大きいと考えます。
社員のモチベーションが高いと、労働生産性が全然変わってきますので、
当然少ない人数でも売上を上げることができます。
残業代を節約するために、サービス残業をさせている経営者が多いとは思いますが、
その分社員のモチベーションが低下するので、労働生産性が下がります。
労働生産性が低いので、売上もなかなか上がらず、新たに人を雇う必要も出てきます。
新たに雇用するには、当然求人のための費用もかかりますし、
教育のための費用もかかります。
その考えると、残業代を節約するためにサービス残業を行うのは、
・未払い残業代を請求されるリスクがある
・労働生産性が下がるため、売上が上がりにくい
ので、決して好ましい方法とは言えません。
確かに、社員のモチベーションを上げることにより、
売上向上に繋げるには少し時間がかかるデメリットもあります。
しかし、サービス残業が当たり前になってしまっては、
労働生産性が低いので、その分人が必要になり人件費がかかります。
結局、売上を上げたとしても利益が増えず、ジリ貧になるでしょう。
「そうは言っても、残業代を払うお金なんてないよ」という方もいると思います。
次の記事では、その対策をお話させていただきたいと思います。
次の記事へ続く