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人材開発の具体的なやり方は?まとめ

前回までの記事はこちら

人材開発には下記の3つの方法があります。

1.自己啓発
2.能力開発
3.組織開発

この中で1番重要なのは、”自ら”能力開発を行う『自己啓発』です。

理由は、
社員自らが自発的に取り組まないと、能力開発・組織開発の効果も半減するからです。

いくらこちらから働きかけても、本人の向上心がなければ効果はほとんどありません。

■自己啓発の方法

社員自ら『キャリアの方向性を考えさせる』ことです。

そして、社員の方向性が決まったら
会社の目標と社員の目標をリンクさせることが肝心。

社員の自己啓発により、
社員の能力UP+仕事の生産性アップの状態になることが理想です。

■能力開発の方法

基本は、仕事の現場でその都度教えることです。

具体的には、

・「俺のやり方を見て、技術を盗め」ではうまくいかないので、キチンと説明を行う
・説明の際は、その業務の目的やいつ、どんなときに行うかも教える(5W1Hを意識)
・教えるばかりではなく、時には質問も行うことで、自分で考えるくせをつけさせる
・少し頑張ればできる程度の目標を設定する
・たくさんほめる

山本五十六さんの言葉、

”やってみせ、言って聞かせて、やらせてみて、ほめてやらねば人は動かじ”

も参考にしてください。

■組織開発の方法

目的は、社員のチームワークを良くすることなので、

社員同士のコミュニケーションの活性化
お互いが協力しあう関係を構築

が必要だと言えます。

方法として、

1.共通目的の共有化
・経営者や上司が、社員の発言・提案をまじめに聴く
・発言・提案の場をつくる

2.お互いの人となりを知る
・社員同士の交流の場を多くつくる
・社員の情報をオープンにする


3.社員みんなが感謝の言葉を伝える
・まずは”社長が率先して”感謝の言葉を伝える
・人に協力することが評価に繋がるようにする

他にも人材育成の方法はありますが、

自己啓発・能力開発・組織開発

の3つを軸として、ぜひご自身なりに色々とやってみてください。

清永 仁
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