前回の記事の続き
前回の記事でお話させていただいたように、
会社を”長期的”に発展させていきたいなら、”人事”に力を入れることは絶対に必要です!
色々な経営戦略を行い、売上をUPさせていても、
人事を重視していない会社はいずれ衰退します。
しかも、やっかいなのは
人事の問題は、ボディーブローのように徐々に広がっていきますので、
(売上のように数字で把握できないのも、原因の1つだと思います)
・問題に気付きにくい
・気付いたときには解決が困難
というケースが圧倒的に多いです。
ここで考えていただきたいのですが、
3~5年前と比べて、自社の
・社内の雰囲気
・社員のやる気や反応(返事は早さなど)
はどう変わったでしょうか?
明らかに悪くなっているようであれば、
徐々に問題が進行していっている可能性が”大”です。
なので、
売上を上げることを考えるのも、もちろん重要ですが
社員を1人でも雇ったならば、
人事に関することも、同じくらい考えるようにしてください。
僕がここまで、人事を重視するのは、
売上の問題よりも人事の問題の方が、解決が難しいと考えるからです。
売上の問題ももちろん難しいですが、
人事の問題は、人の感情が大きく関わってくるので、
解決がほぼ不可能、または解決に長い時間を要するというケースが多いのです。
問題社員を解雇して、またやり直せばいい。
とおっしゃる方もいますが、解雇をしてもし訴えられれば、
90%以上の確率で負けます。
今まで解雇をして大丈夫だった場合は、訴えられていないからです。
もし訴えられれば、ビックリする額を請求されますよ。
※解雇の件など、トラブルに関することは違うテーマで扱います。
そういった大きなリスクを避けるためにも、
売上戦略と同じだけのエネルギーを人事へ向けてください。
そして、戦略を実行するのは社員ですので、
人事に力を入れることで、売上の回復も期待できます。
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『具体的な人事のやり方はどうすればいいの?』