おはようございます!
社員満足度向上コンサルタントの清永仁です^^
今回は、労働トラブル防止のため、
「感情的にならず、相手の話を聞くこと」
について、お話させていただきます。
【感情的にならない】
人間である以上、つい感情的になってしまうこともあるでしょう。
ですが、社長がつい感情的になってしまい怒鳴ったことで、
それが退職を迫ったとして損害賠償請求をされた例があります。
たった一言が命取りになることがありますので、発言には十分注意しなければなりません。
特に、社長自身が新人の頃に上司に怒鳴られて育ってきた経緯がある場合、
そのやり方を今の社員に行っているケースがあります。
ただ、昔とは違い今の教育では、怒られ慣れしていない若者が多いです。
怒られることに抵抗力がない方が多いので、
怒鳴ったりすると、こちらが思っている以上にダメージを受けています。
それが、トラブルの元になったり、モチベーションの低下をまねいているケースも多いので、
くれぐれも自分の発言には注意するようにしましょう。
【相手の話を聞く】
社員との間に、トラブルになりそうな事件が起こった場合、
まずはその社員の話をじっくり聞くことが非常に重要です。
相手にも言い分があるはずなのに、会社側の言い分ばかり押し付けると、
大きなトラブルに発展する可能性があります。
裁判にまでなると、会社側が負ける可能性が高いので注意してください。
裁判官にもよりますが、労働者側の保護を優先するケースが多いので。
逆に、相手の言い分をしっかり聞いた上で、こちらの言い分も伝えると、
トラブルに発展することはほとんどなくなります。
もしかしたら、相手が会社側に言い分を伝えにくい場合も考えられますので、
その場合は、利害関係のない方に代わりに聞いてもらうことが有効です。
何度も言いますが、相手の言い分をしっかりと聞くことは非常に重要ですので、
しっかりと覚えておいてください。
【定期的に本音で話し合う機会を持つ】
社員一人ひとりの方と、定期的に話し合う機会を持つことも非常に有効です。
ある企業では、3ヶ月に一度
「社員からみた会社の悪いところをぶっちゃける会」
というのを開催したところ、離職率が半分になったと聞いたことがあります。
日本人の性格上、嫌なことや言いたいことを溜め込む傾向がありますので、
定期的に、溜め込んだものを吐き出す機会を設けることがトラブル防止に繋がります。
一人ひとりと話し合う時間がない場合でも、アンケート用紙に書かせるなど、
社員の言いたいことを伝える機会を作ることはできると思います。
なので、できるだけ社員の声を聞くようにしてあげてください。