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人材育成の具体的なやり方は?4

前回の記事の続き

組織開発の具体的な方法として、

1.共通目的の共有化

・発言や提案を”まじめに聴く”

目的を社員みんなに伝えている方はいるが、
伝えるだけで共有化ができていないケースは多いです。

原因は、社員への発言が一方通行になっており、
社員からの発言や提案をまじめに聴いていないからです。

こちらの話をまじめに聴いてくれない人の話を、
まじめに聴こうと思う人は少ないと思います。

だから、まずはこちらからまじめに聴くようにしましょう。

・発言や提案をする場をつくる

社員の話を聴こうにも、そもそも発言や提案する場がなければ意味がありません。
最低でも月に1度はこちらから社員に語りかけ、なにか意見はないか聴いてみましょう。

また、社員同士が話し合う場をつくることも、目的の共有化にとても有効です。

注意点として、”発言や提案に対して、決して否定をしない”ことです。

1度でも否定していまうと、その社員からの発言は期待できないと思っていいでしょう。

2.お互いの人となりを知る

・社員同士の交流の場を多くつくる

先ほど目的の共有化に有効だと言いましたが、
人となりを知るためにも、ぜひ交流の場を多く用意してください。

相手を知ることが、協力の基本になります。

また、参加するメンバーを多く集める&固定しない工夫も必要です。

1つの例として、できるだけ社員の金銭的負担にならないようにしてください。

飲み会などの費用を全て社員もちにしてしまうと、
参加するメンバーに偏りができてしまいます。

生産性を上げるためのコストだと思い、全てとは言いませんが、
半分程度は会社が負担するようにしましょう。

・社員の情報をオープンにする

出身地・血液型・趣味・よく見る番組・休みの日の活動内容
など、社員一人ひとりの情報を入手する。

そして、それを紙などに書いて見やすい場所に貼るなど、
他の社員がいつでも知れる状態にしておくことです。

この方法はコストもかからず簡単なので、ぜひやってみてください。

もちろん社長の情報を公開することも必須です(笑)

3.社員みんなが感謝の言葉を伝える

・まずは”社長が率先して”感謝の言葉を伝える

社員みんなが感謝の言葉を伝えるようになるためには、
社長や管理職などの役職が上の方が率先してやる必要があります。

まずは指導する立場の人間が変わらないと、社員に伝染しないからです。

社員みんなに伝染するまで時間はかかりますが、根気よくやるようにしましょう。

・人に協力することが評価に繋がるようにする

感謝の言葉を伝える機会を増やそう。

そもそも絶対的な感謝する場面が少なければ、
社員みんなが感謝の言葉を伝える状態になるのは難しいからです。

だから、
協力的な人を社員に何名か選出してもらうなど、
社員からの評判が、評価に繋がる仕組みをつくることが重要です。

組織開発のやり方は他にも色々とありますが、
上記のやり方はすぐ実践することができると思いますので、
ぜひやってみてください。

清永 仁
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