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叱り方にルールを持つ

【”納得”する叱り方をすること】

最近、部下を叱るのに躊躇(ちゅうちょ)する方が増えてきました。

理由を聞くと、

「自分に付いて来なくなるかもしれないから」
「言うことを聞かなくなるかもしれないから」
「罪悪感を感じるから」

という方が多い。

しかし、人を指導する上で”叱ることは必要不可欠”です。

なぜならば、
”人は褒められることでやる気を出し、叱られることで成長する”からです。

誤解を恐れずに言いますと、
叱ることで「部下が付いてこない」「言うことを聞かない」のならば、
部下が”納得”する叱り方をしていない可能性が大きいです。

たとえ叱られても、理由に納得できれば素直に聞いてくれます。
素直に聞いてもらえないのは”納得”をしていないからです。

【叱り方の3つのルール】

【1.人格を否定しない】
人格を否定することは絶対にしてはいけません。
人格を否定しても、人格を変えることは非常に難しいからです。

直しようがない部分を叱られても、叱られた方にはどうしようもなく、
それではモチベーションが下がるだけです。

なので、
叱るときは人格ではなく”行動”や”考え方”を叱りましょう。
行動や考え方は変えることができるからです。

ただ、その場合にも部下が納得することが前提になります。
納得をしなければ、行動も考え方も変わりません。

【2.全てを部下のせいにしない】
自分の部下がなにか問題を起こした場合、
部下が100%悪く、自分は全く悪くないというケースはまれです。

もし仮に30%程度、上司にも落ち度があったとします。

それなのに全てを部下のせいにすると、
部下からすれば「自分が悪いのも認めるけど、そっちにも落ち度あるよね?」
と思い、決して納得はしません。

最悪、大きく信頼を失うことにもなります。

だから、問題が起こった場合、
まず自分に落ち度がないかしっかり考えましょう。

そして、たとえ10%でも自分に悪い部分があるとするならば、
叱るときも「自分も悪い部分がある」ことをしっかり伝えるようにしてください。

”全てを部下のせいにせず、部下の悪い部分のみを叱る”
これが部下の納得を得るポイントです。

【3.言い分をしっかり聞き、納得するまで話し合う】
時々、一方的に叱るだけで部下の言い分も何も聞かない方がいます。
しかし、それで部下に納得してもらうのは非常に難しいです。

部下も問題を起こしたくて起こしたわけではありませんし、
もしかしたら問題は、別のところにあるかもしれません。

だから、言い分は必ず聞くようにしましょう。

勝手にその部下が悪いと決めつけて叱ってしまうと、
大きくモチベーションを低下させてしまいます。

言いたいことを全部はき出させて、納得のいかないところを明確する。
その後に叱るべきところを叱ることが重要です。

何度も言いますが、部下に”納得”してもらうことが必要です。
そのために、納得を得るまでトコトン話し合うようにしましょう。

清永 仁
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