おはようございます!
従業員満足度向上コンサルタントをしております、
社会保険労務士の清永仁です。
今回は、
「従業員のコミュニケーション能力を高める_①」
について、お話させていただきます。
■存在を認める
良好な人間関係をつくり、
活発なコミュニケーションを実現するために必要なことは何でしょうか?
一言でいうと、
「相手の存在を認める」ことです。
この相手の存在を認めることが、良好な人間関係をつくり、
人を育てる基本になります。
人は、他人から認められなければ、自分の存在価値を確認できません。
自分で自分の存在価値を確認できないと、
他人を信用することも、自ら成長することもありません。
だから、社員の存在を認め、
”承認欲求”を満たしてあげることが必要なのです。
そのためには、前回までの記事でお話したように、
「いつも見ている」「マメに声をかける」などが必要になります。
ただ、最近ではメールでやりとりする機会が増えており、
直接対話をすることが少なくなってきています。
しかし、メールでは相手の”気持ち”や”感情”をちゃんと知ることはできません。
なので、
できるだけ、直接顔を合わせて話すことが重要です。
いわゆる”フェイス・トゥ・フェイス”で対話を行うことです。
フェイス・トゥ・フェイスであれば、相手の気持ちや感情を、
しぐさや表情から知ることができます。
相手の存在を認めるには、まず相手のことをしっかりと知ることが不可欠になります。
相手の存在を認めることで、承認欲求を満たし、
社員のコミュニケーション能力の向上に繋がるのです。
ぜひ、社員と”直接”対話をする機会を増やすよう、心がけましょう。