前回の記事の続き
面談が特に重要な理由は、
管理職の精神状態を把握できるからです。
場合によっては、
まず最初に、メンタルヘルス対策を行わなければならないかも知れません。
なぜかと言いますと、
激務を理由に、特に管理職の方の”うつ病”が激増しているからです。
(管理職には、労働時間の制限がありませんからね…)
うつ病の初期症状として、
「寝れない」「寝すぎる」などの“睡眠”に関すること
「暴飲暴食をする」「食事をほとんど食べない」などの”食”に関すること
「仕事にやる気がない」「家から出たくない」などの”やる気”に関すること
が多い傾向があります。
なので、
面談のやり方では下記の質問をしてもらえるといいと思います。
■睡眠に関する質問をする
・睡眠時間は?
・夜、すぐに寝ることができるか?
・寝過ぎたりしないか?
■食に関する質問をする
・食欲はあるか?
・1日の食事の量は?
・お酒の量は増えた?減った?
■やる気に関する質問をする
・仕事への意欲はどうか?
・休みの日はなにをしているか?
また、周りの社員の方に、
変わったところはないか聞いてみるのも良いと思います。
変わったところはないか聞いてみるのも良いと思います。
僕もうつ病の経験者なのですが、
うつ病になってしまうと、本当になにもする気が起こらなくなります。
最悪、自分は世の中には必要ないと思い込み、
自殺をしてしまうケースもあります。
なので、
うつ病の症状がありそうな方には、なによりも最初に、
専門家に頼むなどをして、メンタルヘルスケアを行ってください。
うつ病の症状がありそうな方には、なによりも最初に、
専門家に頼むなどをして、メンタルヘルスケアを行ってください。
まずはうつ病を治さないことには、自分自身を変えることなどできないですし、
放っておくと、休職をとらざるを得ない状況になります。
ですので、
メンタルヘルスケアを行い、心の不安を取り除いてあげてください。
ただし、注意してもらいたいことがあります。
うつ病の原因は、個人の原因ではなく、
会社の原因であることが圧倒的に多いことです。
だから、
なぜそのような問題が起こってしまったのか、根本の原因を把握して、
その原因を排除するようにしてください。
※根本の原因の把握は、これまでの記事でお話させていただいていますが、
一言でいうと、”できるだけ多くの社員の本音を1対1で聴く”ということです。
一言でいうと、”できるだけ多くの社員の本音を1対1で聴く”ということです。
でないと、
せっかくうつ病から回復しても、またうつ病に戻ってしまうことになります。
せっかくうつ病から回復しても、またうつ病に戻ってしまうことになります。
よく休職と復職を繰り返す方がいらっしゃいますが、
おそらく、根本の原因を排除できていないのだと思います。
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